ホテルマンが就職する際のホテルの選び方はどれが正解?シティホテル、ビジネスホテル、リゾートホテルの特徴!

シティホテルの街並み ホテル転職

ホテルマン(ホテルウーマン)といっても就職する際にシティホテル、ビジネスホテル、リゾートホテルの選び方で働き方も変わってきます。どこに就職するのが正解なのかメリット、デメリットをそれぞれ解説し、向き不向きなども解説します。

ホテルマン(ホテルウーマン)が就職する時の選び方

ホテルを検索PC

ホテルの仕事は、さまざまな分野のプロフェッショナルとして働くことができるため、やりがいや憧れを持つ人も多いと思います。

実際に、ホテル業界に長くいる多くの方々は
「ホスピタリティ溢れる仕事ができることにやりがいを感じる」
「お客さまから感謝されたり、褒められたりすることがとても嬉しい」

といった声を多く聞きます。

そんなホテルの中にも色々な種類があり、どのホテルが自分に合っているのかを調べたり、選び方が難しいと感じる方が多いのではないでしょうか?

自分に合ったホテルとは

自分探し

ホテルマン(ホテルウーマン)の就職には、自分に合ったホテルを探すことが1番重要です。今回は3つの、シティホテル、ビジネスホテル、リゾートホテルを見ていきましょう。

この3タイプでも働き方や雰囲気などに大きな違いがあります。そのため、ホテル側も雰囲気が合っている人を採用したい傾向にあります。自分がどのホテルに向いているのか判断することが大切です。

シティホテルとは

上空からシティホテル

■宴会、結婚式場、チャペルがあることが多い
■レストラン、ラウンジ、バーがある
■ルームサービスがある
■コンシェルジュサービスがある

シティホテルは基本的に都市部にある宿泊施設です。ビジネスホテルとの違いが少しだけ難しく感じますが、基本的には、シティホテルには宴会場や結婚式場があり、宿泊以外の用途があります。

また高級なホテルには、高級レストラン・ラウンジが備え付けられています。これらのサービスは宿泊をしなくても利用することができるため、他のホテルより対応するお客さまの数が増える傾向です。

他にはルームサービスなど、部屋にコーヒーなどの飲み物や食べ物を運んでくれるサービスや、コンシェルジュサービスがついているところもあります。高級になるほどホテル側のサービスが増えるのが特徴です。

メリット・デメリット

■高級志向で綺麗で豪華(カッコよく働ける)
■残業はあるがサービス残業はない
■社割で宿泊、レストランを利用できる
■上品な立ち振る舞いが学べる
■平日休みが多いので人混みのない場所で休日を楽しめる
■お客様から感謝される
■学べるスキルが一生使える(人としてどこへ行っても恥ずかしくない)
■色々な年代のお客様や外国の方に接することができる
■様々な部署があるので部署ごとで仕事内容が違う
■基本的に自分の部署意外のことをすることはない

■早番、中抜け、夜勤がある
■イレギュラーな対応が多い
■ある程度の語学力が必要
■完全シフト制なので業務引き継ぎが大変
■大きなホテルだとクレームやご指摘も多い
■自由な髪色やおしゃれな髪色にできない

私はシティホテルで一番長く働いてきました。マナーから特化したスキルまで色々学ぶことができ、本当に就職してよかったと思います。

残業で忙しい時もありましたが、ブラック企業ではないのでしっかりと残業代も出ます。休みも有休も使えますし、福利厚生も充実しております。

シティホテル転職の向き不向き

向いている人

■接客が好きだったり接客に興味がある
■語学や国際交流が好き
■目標を持っている
■体力に自信がある
■チームプレイやコミュニケーションが苦にならない
■旅行が好き
■人の気持ちを察するのが得意
■ルーティンワークが苦にならない
■柔軟性がある
■行動が早い

不向きな人

■ストレスへの耐性が低い
■常にマニュアル通りに動きたい
■個人プレイが好き
■体が弱く体調を壊しやすい
■ルールや規則が嫌い
■人の気持ちがあまりわからない
■キレやすい、気が短い

サービス業なので絶対条件としてお客さまにとんでもなく不愉快なことを言われたとしても絶対にキレずに冷静に対応する能力が必要です。

ビジネスホテルとは

ビジネスマン

■宿泊だけを目的としている
■イメージは仕事の出張での利用
■宿泊以外のサービスが少ない

ビジネスホテルは基本的に宿泊だけを目的として作られた施設です。「ビジネス」という名前がついているように、イメージは仕事の出張のためにビジネスマンが泊まるホテルです。

そのためシティホテルとは違い、部屋以外のサービスは少なく、フロントだけのホテルが多くあります。温泉施設や大浴場もなく、部屋で休むためだけの場所です。宿泊客が各々で行なうため、ホテルスタッフが行なうサービスが少ないのが特徴になります。

メリット・デメリット

■社会人としてのマナーやルールを学ぶことができる
■社割で宿泊利用できる
■平日休みが多いので人混みのない場所で休日を楽しめる
■色々な年代のお客様や外国の方に接することができる
■フロント以外にも色々なことを経験できる

■早番、中抜け、夜勤がある
■基本的にフロントがメインで色々な雑用も多い
■部屋でのトラブルにも対応しないといけない
■完全シフト制なので業務引き継ぎが大変
■クレームやご指摘も多い
■自由な髪色やおしゃれな髪色にできない

私が考えるに色々学びたい人はシティホテル、リゾートホテルがおすすめです。ですが、フロントマンとしてホテル全体を見ながら働ける点はビジネスホテルで働くおすすめポイントでもあります。

ビジネスホテル転職の向き不向き

向いている人

■接客が好きだったり接客に興味がある
■語学や国際交流が好き
■体力に自信がある
■チームプレイやコミュニケーションが苦にならない
■旅行が好き、地域に詳しい
■人の気持ちを察するのが得意
■ルーティンワークが苦にならない
■柔軟性がある

不向きな人

■ストレスへの耐性が低い
■個人プレイが好き
■体が弱く体調を壊しやすい
■人の気持ちがあまりわからない
■キレやすい、気が短い
■時間にルーズ

シティホテルほどのホスピタリティは必要がなく、肩肘を張らなくても大丈夫なホテルが多いです。お客さまとも少しフランクな関係でも成り立つことが多いです。

リゾートホテルとは

海沿いのホテル

■旅行を目的としたお客さまが宿泊する施設
■観光地やテーマパークの近くに作られている
■温泉施設やレストラン、バーがある
■ホテルによって宴会場がある
■マッサージやエステのサービス
■カラオケなどの娯楽施設もある場合もある

リゾートホテルとは、旅行を目的としたお客さまが宿泊する施設で、観光地やテーマパークの近くに作られていることが多いホテルです。

1泊2日など短期的な旅行をする人から、1週間や2週間と長期的に滞在をする人もいます。リゾートホテルは温泉や大浴場がついていたり、レストランやバーカウンター、宴会場が備え付けられていたりと、ホテル内のサービスは充実しています。

お土産物屋を備えた売店があり、マッサージやエステのサービスもあります。別にはカラオケなどの娯楽施設もある場合もあり、ホテルから出なくても十分に楽しめるようになっています。

メリット・デメリット

■綺麗で豪華なリゾート施設でカッコよく働ける
■社割で宿泊、レストランを利用できる
■社会人としてのマナーやルールを学ぶことができる
■平日休みが多いので人混みのない場所で休日を楽しめる
■お客様から感謝される
■学べるスキルが一生使える(人としてどこへ行っても恥ずかしくない)
■色々な年代のお客様や外国の方に接することができる
■様々な部署があるので部署ごとで仕事内容が違う
■基本的に自分の部署意外のことをすることはない

■早番、中抜け、夜勤がある
■イレギュラーな対応が多い
■ある程度の語学力が必要
■完全シフト制なので業務引き継ぎが大変
■大きなホテルだとクレームやご指摘も多い
■自由な髪色やおしゃれな髪色にできない

基本的にシティホテルと同じ感じです。少し違う点はシティホテルは高級ホテルが多く客層が少し違ってきます。

リゾートホテルはどの年代からどの層までも幅広いお客さまが多い傾向があります。働く際はシティホテル同様のスキルを求められますが、そのスキルを身につけることができます。

リゾートホテル転職の向き不向き

向いている人

■リゾート周辺のことに詳しい
■接客が好きだったり接客に興味がある
■語学や国際交流が好き
■体力に自信がある
■チームプレイやコミュニケーションが苦にならない
■旅行が好き
■人の気持ちを察するのが得意
■ルーティンワークが苦にならない
■柔軟性がある
■行動が早い

不向きな人

■ストレスへの耐性が低い
■常にマニュアル通りに動きたい
■個人プレイが好き
■体が弱く体調を壊しやすい
■ルールや規則が嫌い
■人の気持ちがあまりわからない
■キレやすい、気が短い
■子供が嫌い

リゾートホテルには家族で宿泊される方が多く、子供連れで来られるお客さまへの対応も必要となってきます。

シティホテルと違う点は、リゾート周辺のことを聞かれることが毎日なので熟知していないと厳しくなります。

どこでどう働きたいのかを選ぶ

ホテルエントランス

まずは自分が、どのホテルでどう働きたいのかでホテル選びは違います。

未経験で今から色々なことを学びたい方や、飲料部でレストランに特化して働きたい方、人に進めることが好きなので営業で働きたい方、料理を専門に仕事をしたい方と様々です。

ビジネスホテルに関しては特化型で働くというよりは、フロントが中心で色々なことをしないといけない傾向があります。

シティホテル、リゾートホテルに関しては似ている点が多く、高級外資系もある為、色々なスキルが身に付きます。

ホテル未経験の方にも是非読んでほしい記事です

ホテルマンの転職!就職までの流れを紹介!未経験でも大丈夫

まとめ

ホテルエントランス風景

3種類のホテルを紹介しましたが、自分に合ったところを見つけることが第一歩です。

きっかけはなんでも良いと思います。私もはじめは高級外資系ホテルで黒スーツを着てカッコよく働きたいでした。働いているうちに自信をもってサービスができるようになり、未経験者からでもプロのサービスマンになれます。

一流シェフを目指して就職する方もいれば、営業が得意な方には営業に、部屋の清掃が好きな方にはルーム清掃と色々な種類があります。

自分が何が得意なのかもわからない場合でも自分に合う仕事内容を見つけることができるかもしれません。私は高級シティホテルで働いたことによって色々なスキルを身につけることができました。

シティホテルで一度働くと人生を変えるほどのきっかけがあるかもしれません。私はフレンチ、イタリアン、バーと経験していくなかで、ワインソムリエという道に進みました。

ヨーロッパに行き文化を学び、ワインを感じ今では自分の最高の武器になっていると思います。

そんなきっかけをくれたホテルには今も感謝しております。未経験でホテルマン(ホテルウーマン)になろうと思った方にもホテルはおすすめな就職先だと思います。

ホテルマン(ホテルウーマン)就職には下記の転職サイトがおすすめです。

シティホテルからリゾートホテルまでまずは登録して、どんなホテルがあるのか条件を見てみましょう。

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