ルーチェワインの当たり年!(LUCE)

ルーチェワイン当たり年と品 イタリア

ルーチェはラベルが特徴的で印象の強いワインで、ルーチェはイタリアワインとして世界中で高い評価を受けております。品種はサンジョベーゼとメルローを使い、サンジョヴェーゼのしっかりした風味を活かし、メルローのまろやかさを完璧にブレンドした最高峰のイタリアワインです。

当たり年は(グレートヴィンテージ)

2008年、2010年、2015年、2016年、2019年

完熟したブドウが収穫された年が、ワインの当たり年になるのが一般的です。上記のヴィンテージはブドウの成熟には最高の年でした。その分ワインへの味わいはとても素晴らしいものです。

もちろんプレゼントにもおすすめ

プレゼントに

インパクトの大きなラベルは炎のようで強い輝いた印象を与えます。ラベル・デザインは、ルネッサンス時代に活躍していた建築家であり彫刻家のブヌネレスキがフレンツェの教会の祭壇に施したマークを、イタリアを代表するアパレル・ブランド、ベネットンがデザインしたものだと言われております。そう言われると何となく教会で見たことがあるようなと思い出しました。

スーパータスカンとは

ワイングラス

イタリアではワイン法により品種の制限があります。その品種を守っていないワインに関しては上級の格付けがされません。

スーパータスカンが生まれたきっかけは?

発見

イタリアのワイン法による格付けには、イタリアワインとしての独自性がとても重視されます。

イタリアワインのワイン法に基づく上級の証である「DOCG」や「DOC」の格付けを得るためには、イタリア固有品種のブドウを使わなければいけません。

しかし、イタリアでは国際品種のブドウである、カベルネ・ソーヴィニヨンやメルローなどを、使って造られる素晴らしいワインがあります。

国際品種(カベルネ・ソーヴィニヨンやメルローなど)のブドウを使ったワインは、いくら品質が高くても「DOCG」や「DOC」の上級には格付けされません。

ワイン法とは別で世界中で非常に高い評価を受けたスーパータスカンの誕生

ワイン法とは別で世界中で非常に高い評価を受けたスーパータスカンの誕生

イタリア国内では、固有品種を使用するワイン法にとらわれずに自由にワインを造りたい、という動きが生まれました。

そんな中トスカーナ地方において、国際品種のブドウである、カベルネ・ソーヴィニヨンを使っている品質の高いワインが次々に造られました。

これらのワインは、世界中で非常に高い評価を受けており、中には「DOCG」や「DOC」のワインよりも、高く取引されるものも出はじめました。

そしてこのようなワインのことを、固有品種にとらわれない「スーパータスカン」と呼ぶようになったのが、誕生のきっかけです。
「スーパータスカン」とは「トスカーナ産のワインを超越した」という意味があります。

スーパータスカンの条件

ワイン法などの格付け基準にとらわれていない、トスカーナ地方で自由な発想で造られる上質なワインであることです。

スーパータスカン一覧おすすめワイン

スーパータスカン一覧!当たり年をワインごとに分析しておすすめを紹介

ルーチェがスーパータスカンと呼ばれるこだわりの栽培

ルーチェがスーパータスカンと呼ばれるこだわりの栽培

ルーチェはわざわざブドウの収穫量を低く抑えて栽培します。
良質なブドウだけを手間暇掛けて栽培することを重視しているからです。

より良いブドウを育てるために、必要な手間をしっかりとかけてブドウの木の間引きや枝払いなどを惜しみません。もちろん経済的な合理性だけを優先することなく、必要な手間をしっかりとかけています。

ルーチェの哲学は良いものを長くつくり続ける「持続可能な生産」

ワイン造りにおける偉大な2人の醸造家

ワイン造りにおける偉大な2人の醸造家

テヌータ・ルーチェは、1995年に、ヴィットリオ・フレスコバルディロバート・モンダヴィという、ワインへの情熱と卓越したワイン醸造の技術を持った2人のワイン醸造家によって創設されたワイナリーです。

ヴィットリオの息子、ランベルト・フレスコバルディは、父とモンダヴィが持っていた高い志と成功への確信を引き継ぎ、これを、未来へ推進する栄誉を担っています。

現在、このワイナリーは、マルケージ・フレスコバルディのホールディング・カンパニー、テヌーテ・ディ・トスカーナの所有となっています。

新しい醸造設備を導入

新しいセラーではステンレスタンクをわざと導入せず、全てセメントタンクにて主発酵を行います。伝統的なスタイルで、より果実の持つ多様な要素を引き出せるようになりました。ですがタンクにはそれぞれ管が通っており、細かな温度管理ができるようになっています。

熟成用のセラーはルーチェ、ルチェンテとブルネッロをラインナップによって別のセラーに分けています。ルーチェワインのスタイルはそのままに、よりディテールにこだわりぬける環境を整えています。

2016年には新たに畑を購入

ランベルト・フレスコバルディは新しく55ヘクタールの敷地を購入(サンジョベーゼが60%、その他品種が40%)し、総敷地面積は249ヘクタール(うち88ヘクタールはワイン醸造施設)になりました。これにより、これまで以上に厳選した区画選定と選果が可能となりました。

品種構成

品種構成

サンジョベーゼとメルローの割合はビンテージにより異なりその年の最高の割合を求め割合が決まります。

サンジョベーゼ

サンジョベーゼ

トスカーナ州をはじめ、イタリアの代表的な赤ワイン用品種です。キャンティの主要品種としても有名で、濃いルビー色でタンニンと果実味が豊富なワインが造られます。標高の高い、ガレストロ土壌で育つ事で、美しい酸とミネラル、そして複雑さを備えています。

メルロー

メルロー

これも有名で、フランスボルドー地方発祥の赤ワイン用ブドウ品種です。深みのある色合いに、きめ細やかなタンニン、まろやかで口当たりの良いワインとなるのが特徴です。標高の低い粘土質土壌で育つ事で、ボリューム感を備え、ワインにふくらみをもたらす。

まとめ

ルーチェはイタリアで厳しいワイン法をあえて守らずに国際品種を使用して自由な観点からその土地での最高のブドウ作りを成功させ有名になった代表的なワインです。相性も「オーパス・ツー」とも言われ偉大な2人の醸造家の融合から来ているものだと思います。

サンジョヴェーゼのしっかりした風味に、メルローのまろやかさを、完璧なバランスでブレンドした最高峰のワインです。

トスカーナのサンジョベーゼを使いよりトスカーナらしさを残してメルローとブレンドするあたりはフルーティであり柔らかな風味を感じつつも、同時にとても深いコクを持つ洗練されたワインとなっております。
スーパータスカンの代名詞であるこのワインを是非一度飲んでみてください。

ルーチェ 2015年 当たり年

2015年はジェームス・サックリングにて驚異97点獲得しております。ワインスペクテーター誌では堂々92点獲得した優良ヴィンテージです。

2015年のルーチェは数が少なくなっております。Amazonではマグナムサイズ1つ、ハーフサイズ1つの販売ページを見つけることができました。2022年12月現在、楽天での750mlは1ページの残り2本です。

ルーチェ2015年ハーフサイズはこちら

ルーチェ 2016年 当たり年

2016年は、スペクテイター誌94点、ジェームス・サックリングにて96点を各得した優良ヴィンテージです。

ルーチェ 2017年 当たり年

2017年は天候にも恵まれ、ジェームス・サックリングにて97点を獲得した優良ヴィンテージです。

ルーチェ 2018年 当たり年

2018年は天候にも恵まれた年で、ジェームス・サックリングにて97点を獲得した優良ヴィンテージです。The Wine Advocate Rating 94point獲得

ルーチェ 2019年 当たり年

ルーチェ2019年はジェームス・サックリングにて過去最高の99点を獲得しいる優良ヴィンテージです。

ルーチェ 2020年 当たり年

ルーチェ2020年はジェームズサックリングで97点(2020)、ルカ マローニで96点(2020)、ビベンダ2024で5グラッポリ獲得(2020)です。

当たり年はほんとに素晴らしい味わいですが、もちろん他のヴィンテージも素晴らしい味わいです。

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